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【未来をつくる学びテスト】受験人数・平均は?衝撃の結果とおすすめ対策

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「未来をつくる学びテスト」とは、朝日新聞と日能研がコラボする小学3年生限定のテストのこと。

開催地域・学年が限定的なのであまり広くは知られていない、穴場なテストだなという印象です。

しかも高得点をとると「特別学習支援制度」で日能研の授業料が免除されるという特典までついているというお得さ!

ママ

我が家は2025年7月13日(日)に神奈川会場で受験してきたよ。
結果親子で撃沈…。涙

このページではこんなことをまとめています。

  • 実際の受験人数は?
  • 平均点は?
  • 我が家の双子の結果
  • おすすめの対策
  • 日能研の「特別学習支援制度」について

未来をつくる学びテストが気になっているかたは、ぜひ最後までチェックしてみてください♪

「未来をつくる学びテスト」とは

未来をつくる学びテスト

「未来をつくる学びテスト」の詳細はこちら。

  • 小学3年生のみ
  • 無料
  • 3教科(国語・算数・科学)
  • 主催:朝日新聞社
  • 協賛:日能研
  • 開催場所:学習院大学 / 神奈川大学
  • メッセージ
    「自分で決断するチカラ」「想像するチカラ」「物事を伝えるチカラ」をテーマに、朝日新聞に掲載された記事も用いてつくられた「国語」「算数」「科学」の問題。自分の頭で考え、答えをつくり、相手に伝える。その中で、世の中とのつながりを感じながら学ぶテストです。子どもの明るい未来には、無限の可能性がいっぱい。ぜひ体験してください。

⇒未来をつくる学びテスト|朝日新聞公式サイトはこちら

会場は年度によって異なり、2025年はこちらでした。

[東京会場]
学習院大学目白キャンパス
東京都豊島区目白1-5-1
JR山手線「目白」駅下車徒歩30秒
東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅下車徒歩7分

[神奈川会場]
神奈川大学 みなとみらいキャンパス
横浜市西区みなとみらい4-5-3
みなとみらい線「みなとみらい」駅下車徒歩約6分、
「新高島」駅下車徒歩約4分
JR・東急東横線・京浜急行線・相鉄線・横浜市営地下鉄線
「横浜」駅下車徒歩約11分

時間も年度によって異なる可能性がありますが、我が家が受験した際のタイムスケジュールはこちら。

学びテスト時間

普段日能研の3年生は国・算だけなので、3時間ほどの長いテストは初めて。

集中力を保つ練習も必要ですね。

終了後は答案をスキャンしてもらって、数日後にネット【Nポータル】で点数・平均が発表されます。

日能研関連のテストは採点が早いのがいいところ♡

試験当日はこんな封筒が配れました。

中にはノート2冊と赤鉛筆。

まずは朝日新聞のコラム【天声人語】の要点をまとめる専用ノート。

そして同じく「しつもん!ドラえもん」コーナーをまとめていくノート。

朝日新聞主催のテストなので、新聞を上手に使ってほしいという願いがこめられていますね。

未来をつくる学びテスト│受験人数は?

2025年の未来をつくる学びテスト、受験者人数は1025人でした。

いつも受けている日能研のマイファーストテスト(日能研の3年生が受ける毎月のまとめテスト)の受験人数は2000人ちょっとなのでその半分。(2025年8月現在)

…というと少なく感じますが、会場が東京と横浜なので受験者がここまで限られてしまうのもうなづけます。

20分前に着いたけど、結構ぞろぞろ集まってきてたよ。

ちなみに保護者が1階のカフェテリアで待機することができましたが、待機する保護者数が多いと座る場所がなくなってしれなそうでした。

ママ

私たちは夫婦でみなとみらいのコメダでお茶して待ってたよ。

終了後は遅く来た子からぞろぞろ出てきて解散でしたので、少し目立つワンポイントを用意したり、ざっくりこっち側で待ってるねという声掛けをしておくと安心でしょう。

未来をつくる学びテスト│受験者の平均点

2025年の未来をつくる学びテスト、受験者の平均点はこちらです。

  • 3科目平均 198.3点
  • 2科目平均 134.4点
  • 国語平均  69.6点
  • 算数平均  64.7点
  • 科学平均  63.9点

3科目300点満点で約200点が平均ということは、そこまで難易度は高くなかったといえるかもしれません。

例年の平均点をみても6~7割という感覚。

3教科とも「その場で読めば答えを導き出せる」問題が多数で、暗記が必要な問題割合が少なかったことで平均点が極端に低くならなかったのでしょう。

パパ

そんな問題傾向だったからこそ、うちの子みたいに26点とっちゃったりするんだよね…。

そんな悲惨な結果を、忘備録として残しておこうと思います。

未来をつくる学びテスト│衝撃の結果は…

我が家の双子は小3の4月から日能研に通塾しています。

これまで月1のマイファーストテストでは平均点以上、娘は「評点7(偏差値55~60)」くらいとれていたのでびっくりするくらい低くてびっくりしました。←強調

まずは壊滅的だった息子の結果から。

  • 3科目 134点/平均198.3点 8★5位
  • 2科目 108点/平均134.4点 
  • 国語  53点/平均69.6点
  • 算数  55点/平均64.7点
  • 科学  26点/平均63.9点

科学、26点。

ママ

50点満点かと思ったよね。
本人もさすがにちょっと落ち込んでた…。

自宅でテスト直しをしてみると平均点くらいはとれそうでしたが、どうにも「その場でグラフや文章、実験を読みとり答えを出す」プロセスが極端に苦手な子には点が取りにくい形式でした。

日能研のテストと似てる。
僕は覚えてればとける問題が多い全統小のほうがいい!

個人的にも日能研の全国テストは公立一貫校寄り、全統小は私立寄りな問題が多いように感じているので3年生の今時点ではそこまで気にしないようにしています。

ママ

いや、でもほぼ最下位なのはさすがに…涙。
むしろあの場にいた子がすごすぎ!!!

続いてもう少しだけよかった娘の結果がこちら。

  • 3科目 165点/平均198.3点 7★0位
  • 2科目 107点/平均134.4点 
  • 国語  54点/平均69.6点
  • 算数  53点/平均64.7点
  • 科学  58点/平均63.9点

息子同じくすべて平均点以下ではあるのですが、科学が26点じゃないだけもういいのかもしれません。涙

そんな地頭の良さが生きやすい未来をつくる学びテストはどんな問題が出たのか、どんな対策をすればいいのかをまとめます。

未来をつくる学びテスト│内容とおすすめの対策

繰り返しになりますが、全体的に「読めばわかる」問題が多数で「特殊算を知ってないととけない」「語句を知ってないととけない」問題はほぼありません。

それぞれの教化ごとにどんな内容なのか、どんな対策をすればいいのかご覧ください。

国語の内容とおすすめの対策

国語の設問はざっくりこんな内容でした。

  • 朝日新聞にのっていた四コマ漫画を読んで、感情や状況を答える
  • 実際の新聞記事抜粋からの読み取り
  • 「7割以上」の意味合い
  • 初めてハンバーガーを初めて作った作者のように「今は自分で作れないけど、いつか自分で作ってみたいもの」の記述

日能研の全国テストとかなり似ており、「文字数に圧倒されずに要点をつかみ、内容を把握する力」を鍛えておけば高得点が狙えるはずです。

また、知識面でも読解面でもこども新聞の購読はかなり有利になると思います。

テスト主催の朝日新聞からもこども新聞が出ているので、この機会に始めてみてはいかがでしょうか♪

算数の内容とおすすめの対策

算数の設問はざっくりこんな内容でした。

  • 買い物会話形式での計算問題
  • コンパスで書く場合「針をさした場所はそれぞれ何か所あるか」
  • (例があり)魔法陣の規則性
  • ルンバがそうじてきる箇所
  • ポテトサラダのレシピ・調理法を読み解き、調理時間の計算

算数の対策としては、以下を実際に親子でやってみることをおすすめします。

  • コンパスで複雑な図形書き
  • 買い物でのおつり計算
  • ルンバですみっこ(角)は掃除ができないことの実践
  • レシピの見方
パパ

ルンバの問題は黒い▼を書きこむ形式で、機械で読み取ってるのか採点ミスもあったんだけど…
点数も点数だし連絡はしないでしておいた!

科学の内容とおすすめの対策

科学の設問はざっくりこんな内容でした。

  • いちごの新聞記事をもとに、表グラフをもとに産地や出荷数、品種の命名法についての設問
  • いちごの日照時間の実験からの考察(難しい)
  • いちごの花床など名称
  • 受粉には何を使うのが最適か(ピンセット・筆・ストロー・羽毛の中から2つ選ぶ)
  • いびつないちごができる理由の記述
  • いびつないちごを出荷するのはなく、別の使い道で使うとしたらどうするか?の記述

…いちごづくし!!!

割と早い段階で難しい実験考察が出てくるので、うちの子はパニックになったようです。

ママ

2人とも受粉に「ストロー」を使うって解答してたから、もう疲れで思考できてなかったのかも。

ただグラフをきちんと読み取れば解けますし、いびつないちごができる理由も文章にひんとがのっているので知識はなくても大丈夫。

国語でもそうでしたが、最後に自分の考えでいい記述があるので時間配分の声掛けをしてあげることをおすすめします。

日能研の「特別学習支援制度」について

「未来をつくる学びテスト」の成績上位者は日能研の「特別学習支援制度」受けられることはご存知でしょうか。

公式ページにはそのような記載がなく、我が家は平均点以下でご縁がなく正確ではないですが、ネット情報をまとめると【成績上位者300名前後】が「特別学習支援制度」を紹介されるようです。

「特別学習支援制度」=3年生の9月から4年生の8月(夏期講習含む)までの1年間の授業料が完全無料
※教材費とオプション講座の追加は自己負担
※結果発表から10日前後で連絡あり

塾で特待生になるにはかなり高いレベルの成績が必要なのに比べて、こちらの制度は比較的ゆるい基準になっているのが注目されています。

パパ

日能研としては朝日新聞社がお金を出してくれて、小3の優秀な生徒が入ってくれるならうれしいよね。

日能研の特待生制度は全国テストでも適応されるので、興味あったらこちらの記事もご覧ください。

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未来をつくる学びテストまとめ

ここまで朝日新聞と日能研がコラボする【未来をつくる学びテスト】についてまとめました。

都内と横浜での開催だったので受験者数は1025人でかなり少なく、(おそらく受験意識の高い小3生があつまったので)根本的な読解力・理解力はない子には厳しい試験だったといえうでしょう。

とはいえ慣れた塾のテストとは違う受験者層・場所・形式・内容のテスト経験を積めるなら積むに越したことはないと思います。

もし日程と受験会場アクセスに都合がつけば、ぜひ受験してみてくださいね。

他のテスト受験についても記載しているので、どうぞ他の記事も参考になれば幸いです♪

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